SMART criteria
・Specific:改善を行う具体的な領域が明確である
・Measurable:量、もしくは少なくとも進捗がわかる指標がある(計測可能)
・Assignable:誰が計画の実行をするのかが明確である
・Realistic:現実的に達成可能である、実現に必要なリソースが与えられる
・Time-related:いつ結果が得られるかが明確である
これは組織の目標設定を想定して作られた基準なので、個人が目標を立てるときには多少オーバースペックです。「これらの基準をクリアしていなければならない」と考えると、目標を立てること自体が心理的負担になってしまいます。ですが、悪い目標がなぜ悪いかを理解する助けにはなると思います。
注1
Doran, G. T. (1981). "There's a S.M.A.R.T. way to write management's goals and objectives". Management Review, 70 (11), 35-36.
注2
AをAchievable(現実的に達成可能である、必要なリソースが与えられる)RをResponsible (誰が計画の実行に責任を持つのかが明確である)とする人もいます。ここで紹介したものとはAとRが入れ替わっていますが、内容はほぼ同じです。